ABA（全米法曹協会）が実務家向けにオンラインツールを紹介
新型コロナウイルスの影響が日々拡大しているところですが、ABA（全米法曹協会）では、昨今の外出規制等に迅速に対応するため、実務家向けに「新たなテクノロジーとテクニックを学ぶ機会を提供する」ことを目的として、オンライン上で実務を行う際に参考となるような情報をまとめて紹介しています。
以下がABAのDispute Resolutionセクションが公開したページです。
オンライン上でメディエーションをする方法、ODRについて、オンラインでトレーニングや授業を行う方法など、オンライン上で実務を行う際に役立つ情報をまとめた”Online Practice Tools”というページを作成し、適宜新たな情報をアップデートするとしています。
参考リンクとして、ODR協会のホームページでも時折紹介をしているOdr.infoのページなどが幾つか貼り付けられています。
急速にコロナウイルスの感染者数が拡大する中、アメリカでもShelter in Placeとして自宅待機が要請されたり、ロックダウンとして街が封鎖されるなどの措置が取られています。それを受けて、さまざまな産業でテレワークなどが導入されていますが、司法もその例外ではなく、長期戦を見据えて、このような情報共有が始まっているようです。
（文責：渡邊真由）
